こんにちは。「農家のワシ」を運営しているワシです。
このメディアは、ただの情報発信ではありません。
自分たちの農業を未来へつなぐための、“覚悟”の場として立ち上げました。
代々守ってきた田んぼと畑
ワシの家は、小さな兼業農家です。
祖父や父の代から、親族みんなで力を合わせて、地域の田んぼや畑をなんとか守ってきました。
定年後の父や叔父たちが、体に鞭打ちながら、収益度外視で「赤字でもいいけぇ」と続けてきた農業。
でも、それもいよいよ限界です。
これからは、ワシと兄が主となって農地を引き継いでいく番。
けれど、現実はなかなか厳しい。
やればやるほど、赤字
古くなった機械は次々と壊れ、修理代がかかる。
肥料や燃料の値段は、数年前とは比べ物にならないほど高騰。
米を作っても、地域の方に出荷して終わり。利益はほとんど残らない。
このままじゃ、続けていけん。
心の中でそう思いながらも、踏み出せずにいたのが正直なところです。
黙って赤字を飲む農業から、仕組みをつくる農業へ
“やるだけ損”のような現状を打ち破るには、作るだけでは足りません。
だからこそ、この「農家のワシ」というメディアを立ち上げました。
何を考えて作っているのか。
どんな暮らしの中で、どういう気持ちで農業をやっているのか。
そのリアルな姿を伝えていくことで、少しずつでも信頼や関心を育てたいと思ったのです。
将来は、農地の拡大と黒字化を目指す
目指すのは、“農業でちゃんと暮らしていける”かたちです。
今はまだ小規模ですが、少しずつ農地を広げ、利益の出せる体制をつくっていきたい。
ただ、それは理想論だけでは到底届きません。
だからワシは、米づくりのこだわりだけじゃなく、農業のリアルや時には愚痴も、この場で正直に出していこうと思っています。
補助金の話や、機械の故障、作業中に思わず「もうやっとれん」と声が出る日もある。
でも、そういう部分も含めて農業なんです。
「農家のワシ」は、挑戦の記録
このメディアでは、日々の作業や考えたこと、うまくいったことも、いかなかったことも書いていきます。
それが「農家ってこんな世界なんじゃ」と感じてもらえるきっかけになれば嬉しいし、
いつか「この農家の米、買ってみようか」と思ってもらえる日が来れば、本望です。
農業は、まだまだこれから。
「農家のワシ」は、その最初の一歩です。
どうか、これからも見守ってやってください。
washi
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